かまいしの昭和20年-艦砲射撃を生き延びて
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■2015年8月8日刊「復興釜石新聞」の記事より転記 当時の体験を語れる人が減る中で、岩切さんは、戦争の記憶を語り継ぐ大切さを痛感。「戦争という大変苦労した過去があって現在があり、未来につながる。釜石は津波や戦争を経験してきたが、何度も粘り強く立ち上がり復活してきた。未来に向かって進んでいこう」(中略) 「戦争、艦砲射撃を知らない世代に見てほしい。戦争は陸、空ばかりではなく、船からも来る。思いがけないことを知ってほしい」というメッセージを込めた。
■日本で釜石だけが艦砲射撃が2度あった戦災の記憶を語り継ぐために、緊急増刷!
元釜石市芸術文化協会会長の岩切潤氏が、艦砲射撃など釜石の戦時中の歴史や地震の戦争体験などをまとめた「かまいしの昭和20年-艦砲射撃を生き延びて」を2015年に自費出版。2021年、関係者の皆様より同意を得、増刷販売が決定! 釜石市内の全中学生に寄贈も決定しました!
■発行人よりご挨拶
「亡くなってからも父を思い出したいから本を書いて」と父に話したことで『かまいしの昭和20年-艦砲射撃を生き延びて』は誕生しました。 「戦災と震災は語り継がねばなんねんだ」と、晩年口すっぱく言っていたそうです。 この本は、釜石でおきた戦災がテーマですが、写真や図が多いこともあり、今も世界のどこかで続いている紛争をかいま見るような生々しさがあります。 残念ながら人間は、過去からしか学ぶことができません。平和でありつづけるために、ぜひ、お手にとって見ていただけると、父も本望だと思います。どうぞよろしくお願いします 岩切晃子(著者長女)
■目次
はじめに 刊行に寄せて ・釜石市長 野田 武則 ・岩手県ユネスコ協会連盟 会長 三田地 宣子 ・岩手県沿岸公益振興局長 佐々木 和延 釜石の特性 ・有効な地下資源 ・湾の水深が深い港湾及び荷役設備の整備 ・日本で3番目に鉄道開通 ・世界三大漁場の好位置 ・主な出来事 近代製鉄発祥の地として発展 明治29年、昭和8年に津波災害により被災 昭和12年5月市制施行 2階の艦砲射撃により被災 かまいしの昭和20年 ・開戦 疎開 勤労動員 防空訓練 ・艦砲射撃 物的被害 人的被害 艦砲射撃の様子 逃げる人々 私の体験 ・終戦 ・復興 ・前進 語り継ぎ あとがき
■書誌情報
・発行日:2015/07/30(初版) ・著者:岩切 潤 ・価格:1188円税込(内訳:書籍990円/送料198円)
■お取り扱い書店(2021年7月30日現在)
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